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大切な想い 大切な人に 届いていますか?  映画「あなたへ」 [映画館へ行こう!]

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この写真は、映画館のロビーに置いてあったPR紙
「日本経済新聞電子版」より転載された
「高倉健のダイレクトメッセージ」3/16号に、載っていたもの。
2011年の3.11後、共同通信社によって撮影。

くわしくは、こちらで。

映画「あなたへ」(降旗康男監督)は、
俳優・高倉健が6年ぶりに主演を務める映画。

撮影は、2011年夏から約3ヶ月間にわたって行われた。
東京都以外に、富山県、岐阜県、兵庫県、福岡県長崎県でロケが行われ、
総移動距離は、9,050キロにも及んだ。
撮影当時、80歳の高倉健さんが、こなすには大変な距離だったに違いない。
その健さんを支え続けたというのが、冒頭の写真。
「負けない。絶対に負けない…」
クランクイン直前に、この写真をB5サイズに引き延ばしたものを、
台本の裏表紙に貼ったという。
健さんの75日を支えた、一枚の写真。


映画「あなたへ」
公式サイトは、こちら

この作品は、亡くなった妻から手紙が届き、
自分の遺骨を「遠いふるさと、長崎県平戸の海に散骨して欲しい」と
打ち明けられる。
そこで、高倉健扮する「倉島英二」は、
妻と一緒に全国を回るはずだった車の内装改造を仕上げて、
妻の遺骨と一緒に旅に出る…、そんなロードムービーです。

旅先で出会う、いろいろな人々。
その人々の生活の断片を垣間見ながら、次々と旅を続ける。
作品は、多くを語らない。
少しずつの断片から、私たちが、自分の記憶にある何かと、
少しオーバーラップさせながら、英二の旅を見守る行程だ。

富山から長崎までの行程は、いろいろな景色を見せてくれた。
特に兵庫県和田山の竹田城址は、こんなところがあることを知らなかったので、
とても感動した。
そして、「倉島洋子」役の田中裕子の歌が素晴らしかった。
宮沢賢治の「星めぐりの歌」は、心に沁みた…。

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派手ではないし、想像していたほど、ドラマティックな演出ではなく、
抑えた感のある作品でした。
ただ、ともすれば物足りないと思われるかもしれない、その静かなあり方に、
傷ついたり、喪失感を感じている人々に、ただ黙って、
さりげなく寄り添うような、そんな優しさを感じました。

個人的な感想としては、
「洋子」さんが悪性リンパ腫で亡くなったこと。
いろいろなところに車で旅をする夢が叶わなかったこと。
みんな少なからず「小さな悲しみ」を抱えながら、
それでも生きていこうとしていること。
など、心に触れました。

それから、最後のエンドロールに上がるクレジットを観て、
なんと、多くのロケ地、団体・個人が関係しているんだろう…、と実感。
関わる人が多ければ多いほど、多くのところにお金が使われ、
また、完成した作品を観ようとする可能性も高くなるわけで、
改めて、映画は「産業」であると思いました。

いい映画を作って欲しいと思ったら、私のような一般人ができる応援方法、
それは、映画館に足を運ぶことなんだなあ…、と。

願わくば、被災地の皆さんも、作品を観られる機会が、
少しでも多くあればいいなと思いました。


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